早めの対処が鍵!!乳管閉塞は自分で治せるのです!
2016/01/04
乳管閉塞とは、乳柱で乳管が閉塞され母乳が詰まり、しこりが出来ることを言います。
乳腺炎の一歩手前の段階ですね。
これが、痛みが激しくなり高熱が出るようであれば、乳腺炎になったと考えてください。
乳腺炎と同様、授乳中に起こることが多い乳管閉塞。
実は乳管閉塞は自分で治せるのです!しこりが気になるという方は是非実践して下さい。
しこりを取るならこれ!とにかく授乳回数を増やして!
母乳が詰まってしこりが出来る乳管閉塞。このしこりを解消するためにも必要になってくるのが、頻回授乳です。
赤ちゃんの吸う力って意外と強いですよね。その赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことで、詰まりが取れしこりを解消してくれますよ。
また、しこりの方に赤ちゃんの鼻を向けるようにして授乳すると詰まりが取れやすいのでおすすめです。
このとき、赤ちゃんが浅飲みになっていないか、気をつけてください。
浅飲みになっていると乳首を傷つける原因にもなりますし、詰まり解消どころか母乳がしっかり飲めないため、乳腺炎になってしまう可能性が高くなってしまいます。
正しい授乳の仕方を紹介した動画です。
<ベビカム「母乳育児レッスン第3回〜飲ませ方のコツ〜」>
是非、参考にしてみてください。
乳腺炎のしこりと乳ガンのしこりの違いについては「しこりを発見!!乳腺炎と乳がんのしこりの違い、見分け方とは?」をご覧ください。
疲労が乳管閉塞の原因にもなる!とにかく休もう!
乳管閉塞を早く治すためにも欠かせないのが「ママの休息」です。
ママになると、睡眠時間も満足に取れないですし、自分の時間なんて子どもが小さいうちはなかなか取れないですよね。
もちろん休みたくても休めない、というのもよく分かります。
しかし、乳管閉塞になった場合、休息が何よりも必要になってくるのです。
近くに親がいたら少しお願いしたり、旦那さんがお休みのときにゆっくりお休みしたり、少し周りに甘えてみて下さい。
また、最近は自治体から育児支援ヘルパー券など、無料で育児関連のサービスを利用することが出来る区もあります。
そういったものを上手に活用して、少し横になる時間を作ってもいいのではないでしょうか。
和食中心の食事をしっかり食べて、しっかり休む。これが乳管閉塞を治すためにとっても必要になってきますよ。
ついつい、ないがしろになってしまう自分のこと。たまには「ママの休息」を大切にして下さい。
乳管閉塞のときは血流を良くしよう!
しこりが気になる乳管閉塞。母乳の詰まりを取るためにも、血流を良くすることはとても効果的です。
入浴後の授乳も詰まりが取れやすく、乳管閉塞を治すためには是非試して欲しい方法です。
入浴にはリラックス効果もありますし、疲労回復としても効果が期待できます。一石二鳥ですね。
しこりが気になるときはゆっくり体を温めてみてはいかがでしょうか?
ただ、発熱がある場合は、乳管閉塞ではなく、乳腺炎になっている場合が多いので、入浴は控えた方がいいので、判断を間違えないように気をつけて下さいね。
乳腺と血流の関係については「乳腺炎を悪化させないためにも知っておいて欲しい。乳腺炎と血流の関係性!」をご覧ください。
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