乳腺炎にこんな症状あるって知ってる?乳腺炎の色々な症状!!
2016/01/27
乳腺炎にはその中でも様々な種類があり、症状も違うって知っていますか?
乳腺炎は授乳中のママにとっては他人事ではないですし、万一なった場合も知識があるのとないのとでは、対処の方法が変わってきます。
なので、知って欲しい乳腺炎な代表的な症状についてご紹介します。
乳腺炎の初期症状!急性うっ滞乳腺炎とは?
おっぱいに母乳が溜まって起こる炎症のことで、授乳期に乳腺炎の症状が出た方は急性うっ滞乳腺炎であることが多いです。
急性うっ滞乳腺炎の主な症状はおっぱいが張れ赤みを帯びる、触れたり動かすと強い痛みがあるなどです。
急性うっ滞乳腺炎は乳腺炎の初期段階の症状なので、頻回授乳を心がけたり、体をあたためて血行を良くして下さい。そうすることで詰まりを早く解消できますよ。
ただ、1週間程度経っても治らない、痛みが増す場合は病院へ行くのをおすすめします。
悪化すると化膿性乳腺炎になり、ますます辛い痛みが待っています。
悪化すると激しい痛みが!化膿性乳腺炎とは?
化膿性乳腺炎は、急性うっ滞乳腺炎を放っておいた結果、悪化してなってしまったという場合が多いです。
化膿性乳腺炎の主な症状は、おっぱいの内部で化膿することにより、高熱が出たり、激しい痛みに襲われます。
ひどいときは切開手術をして膿を出さなくてはいけなくなってしまいます。
化膿性乳腺炎は感染症の中でも重度のものです。すぐに病院へ行きましょう。
乳腺炎の手術に関しては「乳腺炎を放っておくと怖い!手術しなくてはいけない乳腺炎の症状は?」をご参考ください。
一度なると授乳中ずっと悩まされることも!乳口炎とは?
乳口炎とは、乳首にある母乳の出口(乳口)が炎症を起こした状態のことを言います。
添い寝などで乳首が傷ついたり、強いストレスや脂質の多い食事を取ると、乳首に白斑という白い斑点ができることがあるのですが、それが原因で母乳が詰まってしまい乳口炎になります。
この原因を解決しない限り、何度も繰り返してしまうのがこの乳口炎のやっかいなところ。
ちなみにわたしは何度も繰り返したタイプです、、、
対処法としては、頻回授乳で赤ちゃんにおっぱいをたくさん吸ってもらう、食事を和食中心に見直す、気分転換を上手くする、などがありますが、乳首の傷が原因のことが多いので、とにかく白斑が取れるまで授乳が痛いです。
炎治療薬の「デスパコーワ」、保湿剤の「ラノリン」「馬油」などを乳口に塗ってラップでおさえると、乳首の傷が早く治り痛みが和らぎますよ。
これらは赤ちゃんの口に入っても問題ない塗り薬なので安心して使ってください。
わたしは「ラノリン」を使っていましたが、塗ると全然違いますよ!
ベタつきますが、臭いなどは特に気になりません。うちの娘は、塗ってもいつも通りおっぱいを飲んでいたので違和感もなかったようです。
これらの症状は、授乳の仕方が悪く、一部の乳腺に母乳が溜まったり、乳口に傷がついたりすることが多いです。
今一度、授乳の仕方を見直してみるのもいいかもしれませんよ。
下記の動画を参考にしてみてください。
<授乳の姿勢>
今しかない授乳の時間を少しでも楽しく幸せに過ごすためにも、乳首のお手入れ、正しい授乳方法など、是非試してみてください。
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