乳腺炎の初期段階に!授乳中に飲める薬「葛根湯」はママの強い味方
2016/07/25
自然の草や木から取った生薬で出来ている、葛根湯。
妊娠中や授乳中のママでも赤ちゃんに影響なく安心して飲めるお薬です。
産婦人科でも処方されるお薬なので、
気軽に風邪薬などが飲めない妊娠中・授乳中のママにとっては強い味方ですね。
風邪のひき始めに飲む印象が強いですが、葛根湯は乳腺炎にも効果があるんですよ!
乳腺炎かも?と思ったらすぐに飲んで欲しい葛根湯!どんな効果があるの?
育児中だと、おっぱいが痛んで微熱があるくらいなら
病院へ行かず様子見という判断をする人は少なくはないのでは?わたしもそのタイプ。
しかし、ただ放っておくだけだと悪化することもあります。
そんな時は葛根湯を飲んで様子見するといいですよ。
乳腺炎は主に、乳腺に母乳が詰まる、細菌が入り炎症を起こすことが原因です。
(わたしは乳腺炎になった時のあのおっぱいの痛みを忘れることはないでしょう…。)
その炎症を葛根湯は抑えてくれます。身体の熱や腫れ、痛みを発散させる効果があるのです。
さらに、葛根湯には体内の血流促進効果もあり、乳腺炎の原因にもなる母乳の詰まりを解消してくれる効果が期待できます。
乳腺炎に効果ありな葛根湯!高熱が出た場合は効果なし?
乳腺炎に効果がある葛根湯ですが、飲む時期としては「早め」。これが肝心です。
病院で出されるお薬とは違って自然由来のもので出来ている葛根湯は、乳腺炎に対して強い効き目や即効性があるわけではありません。
あくまでも、おっぱいにしこりがあり痛みだした、微熱がある、白斑ができた、などの乳腺炎の初期段階に効果があります。
おっぱいがパンパンに腫れ赤みを帯び激痛で腕も挙げられない、38度以上の高熱が出ている場合は葛根湯では効果が感じられないことがほとんどです。そのような症状のときはすぐに病院へ。
葛根湯は「あれ?これって乳腺炎かな?」と気づいたらすぐに飲みましょう。
葛根湯を服用するタイミングはいつ?
葛根湯を始め、漢方薬を服用するタイミングは食前もしくは食間(空腹時)がいいとされています。
顆粒は、お湯で溶かしてから、ゆっくりと飲むといいそうです。
もちろん水で飲んでもかまいませんが、お湯で飲んだ方が身体も温まるのでおすすめですよ。
ただ、わたしはそうとは知っていてもあの生薬独特の味が苦手で、ぬるま湯で一気に流し込んでいました…。
長い期間服用するのはダメ!
「乳腺炎かも?」と思い葛根湯を飲み始めても、翌日すぐに効果が出る人は稀です。
身体に優しいお薬なので、即効性は期待出来ず、数日飲み続けて効果が現れてくることがほとんどですよ。
一日飲んでも効果がないからと言って服用をやめないで下さい。
ただ、葛根湯を服用するにあたり一つ知っておいて欲しいことが。
それは、長期間服用するにあたり、肝機能障害やむくみ、血圧上昇などを引き起こす可能性があるのです。
だいたい一週間をめどに考えるといいそうです。
一週間葛根湯を飲み続けても乳腺炎が良くならない場合は、葛根湯の服用を中断し出来るだけ早く病院へ行きましょう。
妊娠中・授乳中に服用してもよいお薬は葛根湯の他にもいくつかあります。
こちらも御覧ください。
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