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搾乳母乳の保存方法は?冷凍・冷蔵保存可能?

      2017/05/13

 - 冷蔵・冷凍保存 , ,

ママがすぐに母乳をあげられないときや乳腺炎対処法としても活躍する搾乳。
ただ、搾乳した母乳はどうやって保存して、どうやって赤ちゃんにあげるのが正しいのか知ってますか?
今回は、それぞれの保存方法について詳しくご紹介します !


搾乳した母乳の保存方法〜冷凍編〜

母乳専用冷凍パックを準備しましょう。
搾乳した母乳を専用パックに入れ、しっかりと空気を抜いて密閉します。そしてそれを冷凍庫へ。

冷凍保存であってもドアの開け閉めの度に母乳の鮮度は落ちてしまうので、搾乳から1ヶ月以内で使い切るようにしましょう。
専用パックに母乳をパンパンに入れると、冷凍時に母乳が膨張してパックが破損してしまう恐れがあるので、パックの4分の3程度を目安にするといいですよ。

搾乳した母乳の保存方法〜冷蔵編〜

冷蔵の場合、冷凍とは違い母乳専用パックが必要ありません。
哺乳瓶のまま冷蔵庫で保管できるのは手間がかからず楽ですよね。
ただ、冷蔵の保存期間は24時間。
それ以上保存したい場合は冷凍保存にしましょう。

冷凍・冷蔵保存の母乳の解凍方法は?

冷凍保存の場合は、冷蔵庫に移して自然解凍か、またはぬるま湯や流水で解凍しましょう。
その後は冷凍・冷蔵どちらも同じで、保存容器ごとお湯に入れ、人肌(37℃程度)くらいに温めて赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

冷凍母乳を解凍する際に気をつけることは?

冷凍母乳の解凍は温度が大事です。
50℃以上の熱いお湯、直火、電子レンジによる加熱は母乳の成分が壊れ、母乳が分離してしまいます。

美味しい母乳を赤ちゃんに飲んでもらうためにも、温め過ぎないこと、電子レンジは使用しないことが大切です。

また、一度解凍した母乳は10時間以内に使い切り(出来るだけ早く飲ませてあげましょう)、再度保存しないでくださいね。
あまり母乳を飲まない、飲みむらがあるようならば、少量ずつパックに入れて冷凍保存しておくのもおすすめですよ。

おすすめできない!常温保存はやめておこう。

室温が19℃~26℃であれば4~6時間は保存できると言われる場合もあります。
ただ、細菌繁殖や衛生面や鮮度を考えると、数時間の常温保存は危険です。
常温で保存する場合、搾乳してから30分以内に飲んでもらうようにしましょう。
その際は、直射日光の当たらない25℃以下の場所に置き、ホコリやゴミなどが入らないようにフタをして保管するのが大切です。

どんな方法でも安全で美味しい母乳を赤ちゃんには飲んで欲しいですよね。
母乳の冷凍・冷蔵保存を上手に活用すれば、ママがすぐに母乳をあげられないときなどに大活躍しますし、ママの負担も軽くなりますよ。

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