母乳量が多すぎる!乳腺炎を引き起こす母乳分泌過多症の3大原因は?
2016/07/19
こんにちは、ズボラママです。
母乳分泌過多症をご存知ですか?
一言で言うならば母乳が沢山出過ぎてしまう症状です。
母乳量が少ない人からすると、羨ましい悩みだと思うかもしれませんが、
母乳量が多すぎて困っている人って結構いるんですよね。
母乳量が多すぎるとそれだけおっぱいに古い母乳が溜まりやすく、乳腺炎になりやすいんです。
今回はそんな母乳分泌過多症にお悩みのママさん向けに、その問題や原因を調べてみましたので是非みてください♪
乳腺炎になりやすい母乳分泌過多症。母乳が多いとなぜ問題がある?
母乳量が多すぎると起きる問題はたくさんあります。
赤ちゃんが母乳を飲みづらい
例えば、赤ちゃんがおっぱいを飲むときに、
我先にと言わんばかりに飛び出してきた母乳に赤ちゃんがむせたり、
溢れてくる母乳を飲み過ぎて嘔吐したり。鼻から嘔吐してしまった赤ちゃんもいるそうです。
(成長と共に、満腹中枢が形成されてくると
赤ちゃんはお腹がいっぱいだと飲まなくなります。ただ。それまでは飲み過ぎることが多いようです。)
乳腺炎を引き起こす原因
そして、赤ちゃんの飲む量以上の母乳が製造されているので、古い母乳がおっぱいに溜まりやすく、乳腺に詰まったりして乳腺炎になりやすくなってしまいます。
母乳が少なくても悩みますが、多くてもこんなにたくさんの問題に悩まされるのです。
洋服が汚れたりなんかも、、
他にも、外出の際に母乳パッドは必需品になるかと思うのですが、
それも間に合わず、洋服に母乳が染みになったり、母乳パッドでおっぱいが蒸れて、
かぶれや湿疹が起きたりなどの問題もあるのです。
母乳分泌過多症の原因「水分の摂り過ぎ」
母乳量が多くなる原因は体質ももちろんあるのですが、「水分」も原因の1つ。
母乳のほとんどは水分と血液で作られており、授乳中のママはとても喉が乾きやすいのです。
しかし、ここでたくさん飲んでしまうと母乳量は増える一方…。
水分を少しセーブするだけでも母乳量は減ります。
もちろん、過度にセーブしてしまうと脱水症状になる危険があるのでほどほどに。
何を飲んでいるかも関係あり
そして、ここで一度見直して頂きたいのが、「何を飲んでいるか」という点。
冷たい飲み物をたくさん飲んでいませんか?ジュースを飲んでいませんか?
冷たい飲み物やジュースってゴクゴク飲めちゃいますよね。
わかります。私もそうでした。
ただ、甘いジュースは乳腺炎の原因にもなります。なのでちゃんとで控えましょう。
おすすめの飲み物はコレ
母乳量が多いと感じている方は、白湯や温かいノンカフェインのお茶が良いです。
もしくは、セージやペパーミントを使ったハーブティーをホットで飲むのもおすすめです。
温かい飲み物は一気には飲めない分、水分の摂り過ぎを防ぎますよ。
さらに酷くなる!乳腺炎の時に飲んではいけない飲み物とは?
美味しい高カロリーな食事も実は原因に…
高カロリーな食事は、母乳を乳腺に詰まらせやすくするだけではなく、母乳を多く作ってしまいます。
量は増えるしドロドロになって詰まるわで、いいとこなし!な高カロリーな食事。
ただ、そうは分かっていても、たまに食べたくなるのですよね…。
しかも、授乳中ってお腹空きませんか?
私の授乳中の食欲は凄く、ご飯の量が倍になり、外食をしても常に大盛りでした。
そんな中で高カロリーな食事を取らないようにするのって結構大変。
でも、これを意識しないとあっという間に乳腺炎になってしまう人も。(私がそうでした。)
私はお腹いっぱい食べたい派だったので、
日頃はあっさり和食を多めに食べて、おやつは干し芋で空腹を凌ぎつつ
たまに押し寄せる「がっつりラーメンとかピザ食べたい欲求」を満たしながらも
乳腺炎に効くお茶を飲む。
そんな流れで乳腺炎をケアしてました。
個人的には色々飲んでますが、ハーブティーでならAMOMAのミルクスルーブレンドが人気ですね。
もし詳細が気になる方は、こちらで記事を書きましたのでみてください♪
「高プロラクチン血症」が母乳を増やすことも
高プロラクチン血症とは
あまり聞きなれない「高プロラクチン血症」。
これは、ホルモン「プロラクチン」の血中濃度が高いことで、引き起こされる病気のことです。
この「プロラクチン」が母乳を作ったり出産前後の体づくりを助けてくれます。
ただ、このホルモンが出すぎることで
妊娠や出産をしていないのに母乳が出る・生理不順になる・排卵されず無排卵になる・着床障害を招くなどの症状を招きます。
まれに、ホルモンを出す脳下垂体に腫瘍があって、「プロラクチン」がで過ぎているという場合もあるので要注意です。
特に、長年妊娠出来ず、念願の子宝に恵まれたと思ったら母乳量が多い!
そんな時はこの疾患を疑い、一度病院を受診するのもいいかも知れません。
高プロラクチン血症と診断されるとお薬が処方される場合があるのですが、
授乳中ですので副作用の少ない漢方薬にするなど、専門のお医者様と相談して対策を決めるのが一番かと思います。
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